「照明」とは、
舞台上の明かり全般を担います。
舞台全体を照らす地明かり、スポットライトなどから、明かりを発するもの自体（例えば、月など）を表現します。
舞台上をどう照らせば一番効果的か、役者や舞台上のものが客席からはっきり見えているか、などプランから考えていきます。
年輪には、照明担当が一人おります。ベテランのスタッフです。その他に公演当日には、４名の照明スタッフ（劇団以外から）が頑張ってくれます。
照明は、公演当日、役者と兼任する事が出来ません。なぜなら、客席後方上の照明調整室にメインスタッフがいて、その他の人達も通常、舞台とは別の所での作業となるからです。
明かりですから、舞台の上では目立っていますが、これを担当するスタッフはあまり日の目をみません。でも、舞台にはとても重要な役割を担っています。それは、ただ舞台上を照らすだけではなく、役者と同じように舞台の上で演じているからです。
舞台をご覧になる時（プロでもアマチュアの舞台でも）、照明にも気をつけて観て頂くと、お芝居の楽しみがより一層増して来ると思います。