「制作」とは、
公演の宣伝から会計、その他渉外活動全般を担います。
内から舞台を作っていくのが役者やその他の裏方だとするなら、制作は外から作っていくのが役目です。
宣伝ということから言うと、チラシやプログラム作りや印刷依頼、公演の紹介を色々なメディアに頼んだりします。
公演当日の必要備品の調達、作成。年輪ではあまり無いですが、お手伝いに来てくださる方達の食事の調達をやったりもします。
会計は、制作とは別に設けている劇団もありますが、年輪は制作の仕事の一部です。劇団費の調達、収支の決算等を行ないます。
渉外活動とは、メディアに頼む事も入りますが、例えば、区の助成金（とつか夢結び応援事業）についてのこととか、稽古場の確保とか合宿のこととかも入ります。
公演が終わっても、制作の仕事は終わりません。協力していただいた人達のところへの挨拶回りとか、チケット委託先回りとか、その他入場者数の把握、決算、次回公演の予算案作成とか、色々あります。
簡単に言ってしまえば、「制作」とは公演を成功させる為の「雑務」を一手に担当する職です。
縁の下の力持ち的存在です。